矯正歯科について
矯正専門サイトのご案内
当院の矯正治療について、より詳しい情報はこちらからご確認いただけます。
ひかり歯科医院では、複数の日本矯正歯科学会の矯正認定医による矯正治療を行なっています。
日本矯正歯科学会認定医は、全国で約3,000人しかいない矯正専門医です
常に矯正学会や講習会に参加し、最新の技術・知識の習得に励んでいます。ひかり歯科医院では、経験豊富な認定医の確かな技術で、自信をもって矯正治療を提供いたします。
矯正歯科について
ひかり歯科医院は、矯正歯科治療を行っております。大人の矯正歯科治療だけでなく、小さいお子様の矯正歯科治療も行なっており、幅広い年齢の矯正歯科治療が可能ですので、お気軽にご相談ください。
矯正歯科治療は見た目の歯並びや本来備わっている咬む機能を改善・取り戻すための治療です。
悪い歯並びを「不正咬合」といいますが、歯並びだけでなく、「咬み合わせのズレ」も不正咬合にあたります。咬み合わせが悪いことによって、歯だけでなく身体にも大きな影響を与えます。例えば、 食べ物がうまく噛めないことによって胃にかかる負担が大きくなり、消化不良をもたらします。だからこそ、よく噛んで食べることはとても重要なことです。
胃と腸が食べ物を分解する役割を担っていますが、胃と腸に達するまでにできる限り細かくなっていた方が、負担は軽減されます。負担がかかりすぎることにより、エネルギーが胃と腸に向けられ、疲れやすい身体になってしまいます。また、噛まずに食べることで、太りやすくなり、肥満の原因になるともいわれています。
更に、咬み合わせは、見た目の印象だけでなく、全身のバランスに影響します。歯並びが悪いことにより、肩こりや姿勢を悪くする原因になります。
また、歯並びのズレは「万病の元」とも言われています。「なかなか疲れがとれない」「頭痛がする」などがあれば、歯並びが原因になっている可能性があります。その場合は、1人で悩まず矯正治療の相談を受けてください。正常な咀嚼機能を取り戻し、健康な身体と心をつくることが矯正歯科治療の目的です。
保護者の方の何よりの喜びは、お子さまの笑顔を見ることだと思います。お子さまの笑顔を大切に守るために、一度矯正歯科治療の必要性があるかどうかをご検討されてはいかがでしょうか?
また、矯正歯科治療は子ども専用の治療ではなく、大人からでもはじめることができます。
ひかり歯科医院では、一般的な矯正歯科治療法以外に、「インビザライン」というマウスピースを用いた新しい矯正歯科治療法や舌側矯正という歯の裏側に矯正装置を付ける治療にも対応しております。これらの治療法は、治療中の見た目が気になり、なかなか矯正治療に踏み切れなかった方にも、安心してお受けいただける治療法です。
下記にひかり歯科医院の矯正歯科治療に関する詳細を掲載しておりますので、是非、本ページを最後までご覧ください。
矯正治療の流れ
1.日本矯正歯科学会の認定による初診相談・カウンセリング
患者様のご要望をお伺いした上で、最適な矯正治療方法をご提案いたします。ご遠慮なく、困りごとやご希望などをお聞かせください。
また、一般的なワイヤー矯正やマウスピース矯正、歯の裏側に矯正装置を装着する舌側矯正など、様々な治療法を提供できる体制を整えておりますので、ご希望の治療法がございましたらカウンセリング時にご遠慮なくお伝えください。
日本矯正歯科学会の認定医がしっかりとヒアリングをさせていただき、ご要望も勘案した上で、最適な矯正治療方法をご提案いたします。
矯正専門医によるカウンセリングなので、安心してご相談ください。
2.CT&デジタルセファロによる検査・診断
セファログラム(頭部X線規格写真)を使用し、検査・診断を行います。まず、顔面・頭部のレントゲン写真を撮影します。そして、歯や顎の骨、唇のバランスなどを計測し、噛み合わせや顎の骨のズレの検査を行い、分析診断を実施します。
矯正歯科治療で一番重要な機器は、セファログラム(頭部X線規格写真)です。なぜなら、経時的に撮影して骨格の成長変化や歯の移動を観察しなければならないからです。
当院では、3D画像診断ができる高性能な機器であるセファロ対応のCT(シロナ社ORTHOPHOS SL)を導入しております。このCTを用いて総合的な検査、そして頭部X線規格写真で精密な診断が可能です。
上記での検査情報や資料を基に、治療方針の説明を行います。
※このときに実際に治療にかかる費用もわかりますので、お見積りをご提示致します。
3.治療開始・装置装着 複数の矯正専門医と院長で万全の治療体制
当院では、複数の矯正専門医と院長という万全の態勢で取り組んでいますので、安心して治療をお受けいただけます。矯正治療期間はおおよそ2~3年が目安です。一緒に頑張って治療をしていきましょう。
(※治療期間は、各個人お口の状態や治療法により異なります。)
また、矯正装置を装着後は、締め付けられるような痛みを感じると思いますが、2週間ほどで慣れていきますので、ご安心ください。インビザラインの場合は、殆ど痛みを感じることはありません。
※装着する矯正装置は、治療法により異なります。
※検査診断後に、決定した治療方法で矯正治療行います。
※一般的な矯正や舌側矯正は、ワイヤーやワイヤーを通すブラケット
※マウスピース矯正(=インビザライン)は、透明なマウスピースなど。
4.定期的な調整・歯磨き指導
治療が始まると、矯正装置の調整や歯の動きのチェックの為、月に一回程度の通院をしていただきます。
また、矯正治療中は虫歯になりやすくなるため、歯磨き指導を受けていただくことで口腔内の健康を維持していきます。
5.保定治療・そして終了へ
矯正装置が外れたあと、歯列の安定を保つために取り外し式の保定装置を使用し、保定治療を行ないます。
ご自身で取り外しが可能であるため、歯を磨いたりする時にも、安心してご利用いただけます。
終了後も定期健診を行い、アフターフォローいたします。
見えない矯正治療(マウスピース矯正=インビザライン)について
「透明」という選択肢
インビザラインは、透明のマウスピースであるため、矯正治療中であっても、お口の中が気にならず、笑顔を見せることができます。相手に伝えない限り、おそらくは誰も治療を受けていることに気づかないぐらいの透明度です。透明で取り外しが可能なマウスピース(インビザライン) を順次装着することで、きれいな歯並びへと変化を遂げていきます。
インビザライン・アライナーは約2週間ごとに新しいものに交換します。
少しずつ歯が移動するにつれて、理想的な笑顔へと近づいていくことでしょう。
矯正治療は従来、歯にワイヤーを着けて治療を行うことが一般的でしたが、1997年、アメリカで「インビザライン・アライナー」が開発されたことにより、世界中の矯正歯科医院に普及し、受診者は年々増加を続けています。
歯の動かし方についてですが、一つのインビザラインで0.25mmずつ動かしていきます。インビザラインは、一度に動かす量が少ないため痛みがでにくく、連続性が高いため精密といえます。
また、インビザラインは歯茎まで覆わない為、違和感が少なく発音もしやすいのが特徴です。
インビザラインのメリット
取り外し可能で衛生的
インビザラインは取り外し可能なので、歯磨きやフロスも普段通りに行えます。
また簡単に洗浄ができるため、衛生的です。
食べたいものが食べられる
インビザラインは取り外し可能なため、いつもと変わらない食事が可能です。
金属による悩みを解消
インビザラインは金属アレルギーを引き起こす心配がありません。
透明で目立たない
アライナーが透明であるため、歯につけても目立たないのが特徴です。
透明、自分で取り外し可能、しかも快適。
インビザラインの装着は違和感なく快適であるため、日頃のライフスタイルにも支障をきたすことはありません。
矯正歯科医院で受診の度に治療の進行状況を確認し、新しいインビザライン・アライナーを担当の矯正歯科医からお受け取りいただきます。
簡単に取り外し可能なので、食生活を変える必要はありません。
歯磨きやフロスにも全く影響がないので、これまで通り歯と歯周組織を健康に保つことができます。
静岡市駿河区の歯科医院(歯医者)ひかり歯科医院では、このマウスピース矯正治療(インビザライン)にも対応しておりますので、マウスピース矯正をご希望の方は、是非、当院へご来院ください。
その他の矯正治療法について
一般的な矯正治療(ワイヤー矯正)
一番歴史が古いオーソドックスな矯正装置です。
上顎および下顎ともに、歯の表側に矯正装置を付けて治療を行います。
歯に接着するブラケットと金属のワイヤーを使用します。
ブラケットには金属以外に、透明のプラスチックやセラミックでできたものがあります。
部分矯正(MTM矯正)
MTM部分矯正は、「小矯正」とも呼ばれる矯正方法です。
通常の矯正治療と大きく異なる点は、
口全体の矯正は「全ての歯を動かして良い噛み合わせを作り出す」のに対し、
MTM部分矯正は、
「ピンポイントに移動させたい歯だけを狙って、目的に応じた矯正治療を行なう」方法です。
動かす歯は基本的に1歯から上下で数歯のみで、その他の歯や固定源となる歯をできるだけ動かさず、
対象の歯を短期間で移動させます。
また、本来では抜かなければならいような歯を
最大限長く使えるようにするのも、MTM部分矯正の特徴の一つです。
ひかり歯科医院では、部分矯正(MTM矯正)にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
インプラント矯正
ミニインプラント矯正は、最大の特徴は矯正期間を大幅にカットできることです。矯正用につくられた小型のインプラントを顎の骨に埋め込み、固定源とすることにより、効率的かつ短期間で歯を動かしていきます。
また、他の矯正治療との併用が可能な治療法です。ミニインプラントを用いる場合、右の図のように、埋め込み、杭のように使用することで矯正治療を行います。矯正治療終了後、埋め込んだミニインプラントは撤去します。この矯正方法は他の歯を動かさず、矯正時間を短く短縮でき、周囲の軟組織への刺激も少なく、粘膜のキズが治るとすぐに使用開始することができます。
ちなみに、ミニインプラントを使った矯正方法では、今までの矯正治療では困難とされていた大臼歯の圧下・近遠心移動も可能となり、抜歯の可能性を低くすることができます。
ひかり歯科医院では、ミニインプラント矯正にも対応しておりますので、お気軽にご相談下さい。
【インプラント矯正の副作用と考えられるリスク・副作用】
・歯科矯正用アンカースクリューを埋入するための手術が必要です。
・手術の際には局所麻酔が必要となります。
・顎の骨が成長途中にあるお子様(~18歳前後)や骨粗しょう症の方等、本治療が適さないケースもあります。
・適切なケアを行わないと、炎症(腫れ)が起こることがあります。
・ごく稀にインプラントが抜け落ちたり、再埋入が必要になる可能性があります。
・インプラント治療は健康保険の適応外であり、自由診療となります。
当院では、上記のようなリスク・副作用が起こらないよう、事前の診査・診断および治療計画を入念に行うことで、安全なインプラント矯正を心がけております。
小児矯正歯科について
- 「矯正治療は本当に必要なのか?」
- 「将来的に矯正治療が必要になるのか?」
- 「いつから矯正を始めればいいのか?」
など、
お子様の歯並びが心配で困っていませんか?
お子さまの矯正治療には2種類あります。
1つ目は、通常の「矯正治療」。ワイヤー矯正やインビザライン(マウスピース矯正)のような治療方法です。
2つ目は、近年大きく注目されている「予防型矯正治療」。歯並びを悪くする「原因」を解消する治療方法です。
1.通常の矯正治療
矯正治療の「必要性の有無」「開始時期」「治療法」は診査の上、総合的に判断するため、患者様によってそれぞれ異なります。
矯正治療は大人になってからでも可能ですが、子供の時期に1期治療を行うことにより、理想的な治療を行うことができます。
その理由は、大人は顎骨の成長が終わってしまっているため歯を動かすだけの矯正になりますが、子供はまだ成長段階にあるので、ある程度顎の成長をコントロールしながら矯正を行うことができるからです。
小児矯正(子供の矯正)を始める時期については、アゴの骨が成長する6歳~12歳までの間に行うと効果的だといわれています。
この時期に矯正を行うことによって上顎と下顎のバランス、歯と顎のバランスをある程度コントロールしながら治療を進めることができます。
また、乳歯から永久歯に生え変わる途中の時期を「混合歯列期」といいます。
- 混合歯列期に行う矯正治療を「Ⅰ期治療」(予防矯正と呼ぶ場合もある)
- 永久歯が生え揃ってから行う矯正治療を「Ⅱ期治療」
といいます。
Ⅰ期治療のメリット
- 1期治療を行うことで2期治療を行なう必要がなくなる場合がある
- 1期治療を行うことで2期治療の質が更に高くなる
- 1期治療を行うことで2期治療の治療期間が短縮できる
- 1期治療を行うことで2期治療開始前にむし歯・歯周病、歯の外傷を予防することができる
- 1期治療を行うことで2期治療開始前の上下顎骨の位置関係が改善できる
顎の大きさと歯の大きさのバランスや上顎と下顎の位置関係が崩れることで、歯並びや噛み合わせに異常をきたします。これらの不調和を1期治療で改善もしくは、悪化させないことができれば、効果的に2期治療を行うことができます。
また、下記のような状態の場合は、矯正治療をされることをお勧めします。
2.「予防型」矯正治療
近年では、虫歯が予防できるのと同じように、歯並びについても「予防」が可能であるといわれています。ひかり歯科医院では、歯並びを悪くする習慣を解消し、口や顎の筋肉の発達を促すことができる「マイオブレースシステム」を導入しています。
ワイヤーを使わず、「予防」のため従来の矯正に比べて費用も抑えることができますが、対象年齢の見極めが難しく、適齢期を逃すと効果的に治療を行うことができません。
3~10歳前後のお子さまをお持ちの方は、この機会に一度「予防型矯正」についてもご確認ください。
矯正治療を行なった方が良い歯並び一覧
上顎前突:じょうがくぜんとつ(出っ歯)
上顎の前歯が部分的(先端部)に突出している状態。もしくは、上顎の前歯が全体的に突出している状態。
下顎前突:かがくぜんとつ(反対咬合・受け口)
下顎の前歯が部分的(先端部)に突出している状態。この状態だと横顔がしゃくれたように見えることがある。
叢生:そうせい(八重歯・乱ぐい歯)
歯が前後凸凹に重なり合った状態。歯磨きがしにくいため、歯垢(しこう)や歯石(しせき)が溜まりやすく、虫歯や歯周病になりやすい。
すきっ歯
歯と歯の間に隙間ができた状態。食べ物のかすや歯石が溜まりやすく、発音にも影響が出ます。
開咬:かいこう
上下の歯をかみ合わせた時、上下の前歯部がかみ合わない状態。
過蓋咬合:かがいこうごう
上下の歯をかみ合わせた時、上顎の歯が下顎の歯を覆い隠してしまう状態。顔が短く見えることがある。
交叉咬合:こうさこうごう
「すれ違い咬合」ともいわれ、上下の歯をかみ合わせた時、歯によって舌側に食い込んだり頬側に出たりして、噛み合せが交叉している状態。
幼いときに定期的に検診を受けることで、問題を早く発見できます。乳歯が抜け永久歯が生えてから治療を行うよりも、矯正にかかる治療期間を短くし、費用も少なくできるメリットがあります。
歯を整える必要があることを早い段階で見つけることができれば、非抜歯矯正方法(ひばっしきょうせいほうほう)で対応が可能になります。
非抜歯矯正方法とは、患者様の歯並びを成長に合わせて、調整し、歯並びをキレイにする方法です。
この非抜歯矯正方法は、6才臼歯が生え揃う頃から、矯正の装置を使って徐々に治療を進めていきます。治療期間は、抜歯をして揃える方法よりも長くなりますが、虫歯や歯周病でない健康な歯を抜歯することなく、歯並びをキレイにすることができます。
ただし、状況によっては、抜歯を選択せざるを得ないこともあります。
ひかり歯科医院では、小児矯正治療にも力を入れております。お子様の矯正治療をお考えの方は、お気軽に当院にお問い合わせください。