1日で歯の治療ができる!セレックワンデイトリートメント
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詰め物や被せ物を白くして、自然に近い美しい歯へ仕上げるセラミック治療。このセラミック治療をたった1日でおこなえると近年注目を集めているのが「セレックワンデイトリートメント」です。
今回はセレックワンデイトリートメントとはどのような治療法なのか、また具体的な流れなどについても詳しくご紹介したいと思います。
【目次】
セレックワンデイトリートメントとは
歯型を取る・修復物を作る・装着する が1日で
キレイ!早い!安い!セレックワンデイトリートメント
美しい仕上がりと抜群の耐久性
すべての治療を1日で終えることができる
通常のセラミック治療よりも低価格
金属アレルギーの方でも安心して治療を受けられる
セレックワンデイトリートメントの流れ
ステップ1:診査・カウセリング
ステップ2:歯を削る
ステップ3:口腔内カメラでお口の中を撮影
ステップ4:コンピュータ上で修復物の設計する
ステップ5:設計を元に修復物を作製する
ステップ6:修復物を装着
セレックによる治療のご相談はひかり歯科へ
セレックワンデイトリートメントとは
セレックシステムは医療先進国のドイツが開発した、歯の修復物をコンピュータ制御によって作製していくCAD/CAMシステムです。
「CAD/CAMって最近よく耳にするけど、どういうもの?」と思われる方も多いでしょう。CAD/CAMを簡単に説明すると、CADはコンピュータを使って設計をおこなうこと、CAMはコンピュータを使って製品を作製することを意味しています。つまりCAD/CAMシステムとは、物づくりにおけるデザインの決定や設計から製造までをすべてコンピュータでおこなうことなのです。
歯型を取る・修復物を作る・装着する が1日で
歯科医院の従来の治療では、歯を削ったあと歯型を取り、その歯型から歯の模型を作り、その模型を使って歯科技工士が修復物を作製していきます。そのため外部の歯科技工所に依頼している歯科医院では、歯を削ってから修復物を装着するまで1週間程度はかかります。また院内に技工所を設ける歯科医院であっても、1~2日の時間は要するでしょう。
セレックシステムは歯を削ってから後の作業、つまり「歯型を取る」から「修復物の作製」までをすべてコンピュータがおこないます。これに要する時間はおよそ1時間程度。つまりセレックシステムを使用すれば、歯の治療が1日で完了することができるわけです。このようなセレックシステムによる同日内の治療を「セレックワンデイトリートメント」と呼んでいます。
キレイ!早い!安い!セレックワンデイトリートメント
セレックワンデイトリートメントには次のようなメリットがあります。
美しい仕上がりと抜群の耐久性
セレックシステムでは、高品質のセラミックブロックから歯の形に合わせた詰め物や被せ物を削りだしていきます。セラミックは歯科材料の中でも特に審美性に優れ、透明感のある質感は天然の歯と合わせてもほとんど違和感がありません。またセラミックは耐久性が高いため、お口の中で長期にわたり安定した状態を保てます。
すべての治療を1日で終えることができる
セレックワンデイトリートメントは、なんといってもセラミック治療を1日で済ませられることが最大の特徴といえるでしょう。「歯の詰め物を白くしたいけど、忙しくて時間がない」「大事なイベントまでに歯を綺麗にしたい」など、治療にあまり時間をかけられない方にお勧めの治療です。
(ただし歯の状態や、治療する歯の本数によっては、複数回の治療が必要となる場合があります。詳しくは担当医師にご相談ください)
通常のセラミック治療よりも低価格
セレックワンデイトリートメントによるセラミック治療は、歯科技工士の手を介さずすべて院内のコンピュータで作製をおこないます。そのため通常よりもリーズナブルな価格でセラミック治療を受けることができます。
金属アレルギーの方でも安心して治療を受けられる
セレックワンデイトリートメントで作製する詰め物や被せ物はすべてセラミックで、金属はいっさい使用していません。したがって金属アレルギーの方も安心して治療を受けることができます。
セレックワンデイトリートメントの流れ
セレックワンデイトリートメントにかかる所要時間は、来院してから治療が終わるまで1~2時間程度です。
それではセレックワンデイトリートメントはどのような流れで治療をすすめていくのか、具体的に見ていきましょう。
ステップ1:診査・カウセリング
お口の中やレントゲンなどを実際に確認し、セレックシステムによる治療が可能であるかどうかを診査します。またセレックシステムのメリットやデメリットについて詳しくご説明し、内容を十分理解しただいた上で治療を開始していきます。
ステップ2:歯を削る
もともとお口に入っている詰め物や被せ物を外したり、虫歯のある歯を削ったりしていきます。
ステップ3:口腔内カメラでお口の中を撮影
通常の治療では歯を削った後に歯型を取る作業をおこないますが、セレックシステムでは専用のカメラで削った歯とその周囲の歯、咬み合わせの歯を撮影していきます。撮影した画像はコンピュータ処理によって3D画像へと変換されます。ここまでのステップが完了したら患者様にはいったん診療室から退出していただき、待合室でお待ちいただきます。
ステップ4:コンピュータ上で修復物の設計する
コンピュータ画面に映しだされた3D画像上で、詰め物や被せ物の設計をおこないます。
ステップ5:設計を元に修復物を作製する
患者様の歯の色に合わせたセラミックブロックを選択し、専用の機械で設計した修復物を削りだしていきます。
ステップ6:修復物を装着
患者様に再度診療室へ入っていただき、出来上がった修復物を装着していきます。咬み合わせなど細かい調整をおこなえば、治療終了です。
セレックによる治療のご相談はひかり歯科へ
以上お話ししたセレックはひかり歯科でも導入されています。
セレックによる治療についてもっとよく知りたいという方は是非ひかり歯科へご相談ください。